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2017年最後の投稿

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2017年も残すところあと数時間となってので、今年を振り返ってみる。 長い夏休みがあけ、やっと始まった音楽院の授業。 サンパウロ州からの予算削減により奨学金オーディションが開催されず、この先どうやって生活していこうと不安になり、貯金を崩しながら、どんな仕事も引き受け、時には路上で演奏したりしたっけ。 学生のデモの甲斐もあって、5月に奨学金のオーディションが開催された。 ブラジルの伝統ある音楽"ショーロ"を演奏するグループの演奏員に合格して、そのあとは不思議なことに演奏の機会に恵まれ、サンパウロでサックス教室もはじめることができた。 ブラジルに来てからというもの、「だめかも…」と思うときに必ずチャンスに恵まれる…。きっとブラジルと縁があると、いつも感じさせられる。 また、今年は3年ぶりに一時帰国し、家族や友人に会うことができた。 約1週間の滞在で、時差ボケもあり、まさに夢のようだった。 そんな2017年で一番心に残っている言葉がある。 私の通う音楽院は、卒業する時に任意で卒業コンサートができるのだが、その日は友達でドラマーCarolの卒業コンサートだった。 彼女はMPB/Jazz学科で初の女性ドラマー卒業生、NAGANOドラム主催のオーディションで見事優勝し、現在同メーカーのエンドーサーとして活躍している。(ブラジルにて女性の器楽奏者の割合はまだまだ少ない) 彼女はとても明るい性格で友達も多く、コンサートは超満員になり、開始前にギタリストで音楽院の先生でもあるFabio Lealが挨拶をする。 「彼女は5年間の音楽学校生活を通して沢山の仲間に出会いました。その証として、こうして沢山の人が集まっています。音楽のおかげで私たちは集まるように思えますが、私たちの集まりが音楽を生んでいるのです。人がいないところに音楽はうまれません。人がいるところに音楽がうまれるのです。大切なのは"人"であるということです。」 ポルトガル語から日本語にするとちょっと意味が伝わりにくいかもしれない。 Fabinhoが言いたいのは音楽をするのは"人"だということなのだ。 人間的に魅力的な人の周りには自然が集まり、そこに良い音楽ができるという。 「演奏の技術とか、コマーシャル

サンパウロのクリスマス大渋滞

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3年間ブラジルのサンパウロに住んで思ったこと… ブラジル人にとって、年間最大イベントはカーニヴァルではなくクリスマスかもしれない!! 日本からみたブラジルのイメージは「カーニヴァル(しかもリオのサンボドロモで行われるやつ)」のようで、私も勝手にそうだと思い込んでいた。しかし私の周りにはカーニヴァルに興味がない人がけっこう多い。先入観というのは、持ってはいけないものだと改めて感じさせられる。 一方、クリスマスは大イベントのように扱われている。 家族でパーティーを行う人が多く、家族が近くにいない人は、友人家族が家に招いてくれたり、友人同士で集まったりする。 詳しくはこちら→  ブラジルでのクリスマスの過ごし方 そんなわけで、24日から25日のクリスマスパーティーのために22,23日は田舎へ帰る市民大移動の日となる。 12月22日にサンパウロで仕事をし、18時発のサンパウロのバーハ・フンダターミナル発タトゥイ市行きのバスに乗る予定だった。 いつもなら1時間前に着けば余裕でチケットが購入できるのだが、チケット売り場には長蛇の列。絶望的である。もちろん18時発のチケットは購入できず、21時発も満席で23時発のチケットを購入した。 出発時刻まで6時間待ちが決定。待合ベンチも足りずに、床に座る人や寝そべる人たち。トイレも飲食店も列ができている。 出発前にプラットフォームに下りようとするも、人だらけで進むのも一苦労。 なんとか乗り場にたどり着いたが、23時過ぎても乗る予定のバスが到着しない。私は隣でバスを待っていた人と仲良くなり世間話をしていた。というかナンパだった。 23時40分、バスが乗り場に向かってくるのが見えた瞬間、今まで怒っていた人達も歓声をあげ、なぜか拍手が起こる。(こういうときに拍手するブラジル人かわいい) 【23時発タトゥイ経由イタペティニンガ行き】と電光掲示板に書かれたバスが乗り場に着くと、数秒のざわつきの後に、物凄い勢いで人々がバス入り口に押し寄せる。 1人の女性が大声で叫んだ。 「23時って書いてあるから私が乗るバスよ!!」 「ふざけんな!21時のバスが先だろ!!」 と喧嘩スタート。 なんと、1本前の21時発のバスがまだ着いていなかったのだ。 もちろんだが、バスは21時発のチケットを持っている人がの

ブラジルでの学生ビザの更新 (2017年)

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今年もビザを更新することができた。 これまで一度もビザのトラブルはなく、毎年書類を集めて申請料を払うだけなのに、なぜこんなに緊張するものなのか…。2017年の更新(延長)について備忘録として残しておこう。 私がビザ更新を始めた2015年から大幅に必要書類が変わった。 毎年少しずつ変更もあるが、ブラジル連邦警察のウェブサイトが正しく更新されない…なんてこともあるので、申請前に必ず最寄の連邦警察で確認するのが確実。 私自身も、毎年何かしら書類の不備があり、少なくとも2度は連邦警察に行くことになるので、余裕をもってはじめること。 2017年度の学生ビザ更新の必要書類。 Pedido de prorrogação de visto temporário IV – estudante - conforme previsto na Portaria MJ nº 04/2015 e legislação correlata: ・Requerimento próprio, disponível 連邦警察のサイトで作成した申請用紙 ・Duas (02) fotos tamanho 3x4, recentes, coloridas, com fundo branco  3×4の写真2枚  ・Cópia autenticada, nítida e completa do passaporte ou do documento de viagem equivalente válido  パスポートの全ページののコピー ※1  ・Prova de registro de temporário 外国人登録カード(RNE)  ・Garantia de matrícula (salvo em caso de curso concluído e se o estrangeiro estiver solicitando prazo para retirada do diploma) 学校申請の履修証明(cartorioでサイン認証必要)  ・Declaração da instituição de ensino com a duração prevista do respectivo curso (salvo em caso de curso concluído e

ブラジル音楽修行記 2

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私がブラジルで音楽修行したいと思い至ってから今日まで、いろいろなことが起こっているのだが、これまでリアルタイムでブログに書けなかったことを"修行記"として残していこうと思う。その1はこちら→  ブラジル音楽修行記 1 当初半年のブラジル短期留学で最初の滞在先に選んだ場所はサンパウロ。 なぜサンパウロを選んだかというと、リベルダージ(東洋人街)の存在はポルトガル語が話せない私には助かる…という若干控えめな理由と、大好きなサックス奏者Provetaがサンパウロに住んでいるという噂を聞いたからだった。 私がどれだけがProvetaが好きなのかはこちらの記事を参照→  Provetaに弟子入りしたい! 結果から言ってしまうと、Provetaは超多忙でサンパウロで個人レッスンはしておらず、彼のレッスンを受けるという夢は叶わなかった。ただ、「僕が教えている音楽院に見学に来たらいいよ!」と声をかけてくれた。彼はイビラプエラ公園内にある劇場に併設する市立音楽院の指導をしていて、バンド指導をする日時を教えてくれたのだった。 忘れもしない金曜日の15時。 場所はイビラプエラ公園の劇場地下。公園は物凄く広い。 "potão 10"と自分で書いたメモをタクシーの運転手さんに見せ、potão 10に到着。あとでわかったのだが、劇場近くの入り口はpotão 2。Provetaは10(デイス)と言ったのだろうが、私は2(ドイス)を聞き間違えていたようだ。 今思い返すと、降りる際に 運転手さんは「劇場はここじゃない」みたいなことを言っていたんだと思う。それぐらい当時はポルトガル語がわからなかった。結局、potão 10で降りてしまった私は、劇場を探すのに一苦労することに。サンパウロの夏の日差しは強く、とても暑かったが、少し散歩できてちょうどよかった。何より、早めに到着しておいてよかった。 ようやく劇場に到着。入り口で事情を説明し、地下にある音楽院へ。そのあとは学生たちに案内してもらいながらようやく合奏室にたどり着く。 今日の合奏は学校の選抜メンバーからなるOrquestra Furiosaというブラスバンド。 びっくりしたことに、学生が若い。おそらく15~20歳。 音楽院=音楽大学かな?なんて勝手に想像していたので、驚い

ショッピング・メトロとは?

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サンパウロ市内には沢山のショッピングセンターがある。(ブラジルではShoppingと呼ばれている) 6,7階建ての老舗デパートのようなところもあれば、2,3階建ての横に広い所謂イオンモールのようなところなど、形は様々。入っているお店は、ファミリー向けの衣料品店や靴屋、化粧品、フードコート…とだいたいどこも似ているが、サンパウロの高級住宅地付近のショッピングには高級ブランドショップも並ぶ。 さて、今日はそんな大きなショッピングセンターのことではなく、もっと気軽なショッピング・メトロについて。 ショッピング・メトロというのは、メトロの駅に隣接するショッピングセンターではなく、 " メトロの 車内" で繰り広げられる売り子異動式の販売形態のことである。 これ、正式名称ではないのだが、友達が"Shopping de Metro"と呼んでいたので、私もこう呼ぶ事にしている。(この場合、直訳は"メトロのショッピング") メトロに乗っている時に車内に乗り込んできた売り子がいろいろな物を売り始める。売り子と書いたが、実は普通の乗客で、もちろん違法行為にあたる。笑 彼らは普段着で大きなリュックや黒いビニール袋をさげて乗り込み、ドアが閉まり発車した後に、「Pessoaaaaaal!!! 」(「みなさーーーーーん!」みたいな感じ)と信じられないぐらい大きな声で叫び注目を集めてから、巧みな話術で商品の説明を始める。 よく売っているのは ・イヤフォン (しかもアップル社製そっくりの偽物) ・SDカード ・USBメモリ ・スマートフォンの充電器 などの小さな商品。多くの人が本当に使えるのか疑問にもつのか、「この場で試してもらって構わないよ!」と言いながら商品を見せてくる。 次に多いのは水やコーラなどの飲料、ガムやチョコレートのお菓子など。 満員だった車内で、スマートフォンのカメラに取り付ける魚眼レンズのようなものを売っている売り子が、「これがあればセルフィで上半身全体が撮れるよ!」と言った瞬間に周りにいた女の子たちが一気に振り向いたのには笑えた。(ブラジルの女の子、セルフィ大好きだからね…) 別の日はスマートフォンを収納できる防水ケースを売っている売り子が、実際にバケツにはった水にスマホ入り

【今日の1枚】Fábio Leal / Fábio Leal

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以前、エルメートのお気に入りの一枚を紹介したのだが、この記事のアクセス数が伸びている。Bossa Nova以外のブラジル音楽が世界で聴かれるのは非常に嬉しい。 まだ読んでない方はこちら→ 【今日の1枚】Festa dos Deuses / Hermeto Pascoal e Grupo 最近はブラジル音楽専門レコード店やインターネットのおかげもあり、ブラジル音楽はより身近になりつつあるが、まだまだ日本で紹介されていないCDが沢山あるので、少しずつ私のお気に入りのアルバムを紹介していきたい。 私が特に好きなのは、自分が通っている音楽院をとりまく音楽事情なので、所謂エルメートファミリーやサンパウロのインスト事情が多くなるかもしれないが、最近はブラジル南部やペルー、アルゼンチンなどにも興味があるので、そちらにも触れていければと思っている。では、今日の一枚はこちら。 Fábio Leal / Fábio Leal (2009) Fábio Leal - Guitar Fi Maróstica - Eletric Bass André Grella - Eletric Piano Paulo Almeida - Drums Fábio Lealはサンパウロ州サン・ベルナルド・ド・カンポ出身のギタリスト、作曲/編曲家。たまにガットギターやベース、カヴァキーニョも奏者としてライヴ出演していることも。 14歳でギターを手にした際は、独学で新しいコードを見つける度にウキウキしていたそう。 Universidade Livre de Música Tom JobimとConservatório de Tatuíにてギターを学び、現在はサンパウロを中心に活躍中。また、Conservatório de Tatuí(以後タトゥイ音楽院を記す)のギター/アンサンブル/和声の講師として教鞭にも立っている。 そう、私たちの先生で愛称はFabinho。学校でも超人気で、未だかつてこんなに生徒に人気のある先生はみたことがない。 実際に、私の音楽人生においても一番影響を与えてくれた恩師である。(追記:2018年をもってConservatório de Tatuíの講師を辞任) 多忙なFabinhoは、夜中にギターを練習するのが至福の時間だとか。 また本

サンバをかっこよくアドリブするコツ その1

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ブラジルを代表する音楽(というか文化)のひとつであるSambaは、いろいろな種類(音楽的な様式)があるので、一言では言い表せられない。 例えば、日本で"リオのカーニヴァル"として知られるEscola de Sambaのテーマ曲であるSamba de enredoやSamba de Morro、バイーアのSamba、Samba Jazz…など どんなSambaも魅力的なのだが、私はサックス奏者ということもありSamba Jazzや器楽楽器による現代的なSamba(所謂ソロまわしがある)を多く研究している。 今日は、器楽奏者や歌手の方向けに、Sambaのリズムに合わせてアドリブをする場合のちょっとしたコツを書きたいと思う。このコツは、ブラジル音楽を長年演奏している方には無意識のうちに体に染み付いているだろう。 Sambaをかっこよくアドリブするコツ。 それは "Garfinho(フォーク)" である。まずは楽器を置いて右手にフォークに持ってください。というのは冗談で、Garfinhoとは、このリズムのことである。 フォーク頑張って書いたんだけど、下手でごめん… 見た目がフォークっぽいので、ミュージシャン達からこう呼ばれている。 このリズムはEscola de Sambaの中なら主にタンボリンから聞こえてくるでしょう。 サンバのメロディはこのパターンを多用している。 なので、8分音符ばかりの歌謡曲をSamba風で演奏すると、それなりに聞こえるがちょっとダサくなる。Samba風で演奏する時は8分音符をGarfinhoに変えたり、頭で入る音符を16分音符分ちょっと食うだけで、急にSambaっぽくなる。 例としてサックス/フルート奏者Teco Cardosoの Meu Brasilを聴いてみる。(動画の1曲目) テーマもGarfinhoだらけである。 フルートのソロは16分音符のフレーズが多いが、その後のバリトンサックスのソロ。あぁ~かっこいい!参考までに私が耳コピした書き譜を載せておこう。 2ページ目なので調号Bb,Ebが抜けている…失礼しました。(もはやコードチェンジ多いので調号いらなかったな…) というように、Garfinhoが入るだけでグッとスイングする。 逆にそ

青空市でお買い物!いくらかかった?

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Bom dia! おはようございます このブログにも何度も登場している青空市(ポルトガル語でフェイラ)。 スーパーで買い物も良いのですが、やっぱり野菜と果物は青空市で買うのが好きです。 青空市は沢山のお店が並ぶので、見ていて楽しいし、思わぬお買い得品もあったり…。 ブラジル生活の中で気に入っていることのひとつです。

ブラジル音楽修行記 その1

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Boa tarde! こんばんは 早いもので、来月でブラジルへ来て3年となります。 ブラジル音楽にどっぷりはまり出したのが2010年、とにかくブラジル音楽をもっとしりたいという熱意からサンパウロへ引越ししてしまいました。

サンパウロでサックスのレッスン

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○サンパウロ在住の方々にお知らせ○ 現在、サンパウロ中心部から約2時間ほど離れたタトゥイ市在住ですが、毎週土曜日はサンパウロへ行っております。 サックスのレッスンや音楽理論(クラシック・ポピュラー)の講師をお探しの方、ぜひ一度ご連絡ください^^ レッスンは日本語はもちろんポルトガル語もOKです! 初心者大歓迎。音楽経験がなくても心配いりません。 クラシック、ジャズ、ブラジル音楽、J-POPや演歌などジャンル問いません。 また、ブラジル音楽講座やギター(ボサノヴァ・サンバ・ショーロなど)のレッスンも開講中です。 講座やギターレッスンについて詳しくはこちら→ https://duosassaricando.wixsite.com/aulas その他の楽器、歌などの音楽レッスンやイベント演奏など、お役に立てることがあるかもしれませんので、お気軽にお問い合わせください。お待ちしています^^ メール送信フォームは こちら→ メールを送る 経歴 埼玉栄高校、武蔵野音楽大学卒業。 卒業後は東京や埼玉にてサクソフォン奏者や講師として活動。 2014年渡伯。現在Conservatório de Tatuí (サンパウロ州立タトゥイ音楽院)のMPB(ブラジル音楽) /Jazzコース在学中。同校の奨学金オーディションに合格し、Jazz Combo do Conservatório de Tatuí (2015)、Grupo de Choro do Conservatório de Tatuí (2016,2017)のメンバーとして公演を重ねる。 これまでにサクソフォーンを雲井雅人、栃尾克樹、土岐英史、小田島亨、João Francisco Correia、Marcel Villa、Celso Veagnoli の各氏に師事。(敬称略)

今学期の課題:エルメート・パスコアル3曲

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先日のコンサートの写真 Boa noite! こんばんは ブログを再開し、靴下やらドライヤーやら日常生活のことばかり書いていましたが、音楽の方も頑張っていますので、たまには書きたいと思います^^;

まずは食べておきたいブラジル料理TOP5 @サンパウロ

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Bom dia! おはようございます 先日、ラティーノス(ペルーやチリ、アルゼンチンなどスペイン語圏の友達をこう呼んでいる笑)と飲んでいる時に、「ブラジル料理って美味しいよね」と言ったら... 「ペルーの方が野菜が美味しい。味が全然違う!。」 「アルゼンチンの方が肉もワインも断然美味しい。」 「チリの郷土料理はオシャレだよ。」 「 メキシコが一番。Viva Mexico!!」 「メキシコは全部同じ味だろ!タコスみたいな。」 「味付けはペルーの方がくどいよ。」 「てか日本人は朝からサーモン焼いて食べるんでしょ?」 と話題が逸れて収集つかないことに。。笑 いろいろ考えてみたところ、 ブラジル料理 って何だろう。

ブラジルで買ったドライヤーが壊れた!

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Boa noite! こんばんは 世界的にトップクラスのテクノロジー大国である日本で育つと、ブラジルで電化製品を買う気持ちは起きません。まず、高い!!そしてなんとなく信用できない。。 ということで、私が日本から持ち込んだ電化製品は…

ブラジルの音楽院MPB/Jazz学科って何?

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Bom dia! おはようございます ご存知の通り、私はMPB/Jazz学科というブラジル音楽とジャズを専門に勉強する学校に通っています。(どちらかというと、ジャズよりブラジル音楽の方が多めかな…) 2014年にブラジルへ旅行する前に、興味があって学校のサイトをよ~く読んでみたのですが、受験の方法や勉強の内容、学費などが全くわからない!! 結局そのまま忘れかけていたのですが、ブラジルに着いて3日目、偶然にもこの学校に通うギタリストに出会い、学校見学に行ったのが始まりでした。その後、無事に入学試験に合格し、現在に至ります。 SNSで学校のことを書いてから、ブラジル音楽を勉強したいという方々からメールをもらったり、実際に見学をしたい方から連絡がありました。 もしかしたら誰かの役に立つかもしれないのでお答えした内容をブログに書いてみたいと思います^^ 入学試験はいつ? 学校は2学期制で、それに合わせて入学試験も通常年2回あります。 近年ワールドカップなどで多少のずれがあったようですが、2月と8月だったと思います。 試験を受けるには、サイトから志願をし、ブラジルにて受験料を払わなくてはなりません。受験料はR$60程度です。募集が出てから3~4週間で締め切られます。 志願する前に、自分が受けたい学科・コースの空きを確認します。 各楽器ごとに定員が決まっているので、募集がない場合もあります。 また、通常の入学試験以外にも中途募集することがあり、私はそこで受験しました。 試験内容は? クラシック科は楽器によっては16歳までは音楽経験なしで入学できる枠があります。 MPB/Jazz学科は現在、楽器経験者のみの募集で、近年は一次試験が聴音(メロディとリズム)、二次試験が実技でしたが、今回の募集から一次試験はビデオ審査になったようです。二次試験は自由曲(ブラジル音楽もしくはジャズのレパートリー)、課題曲と初見です。 人気なのはMPBのエレキギター、ドラムとヴォーカルで倍率25倍なんて時もあるそうです。それに対して定員割れしているコースもあったりします。 何を勉強するの? 実技: 専攻楽器、アンサンブル、ブラジル音楽のリズムアンサンブル、副科ピアノもしくは副科ギター、副科パーカッション(エスコ

楽器とは一生付き合っていくもの

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今日はブラジル関係なく、楽器の話。 昨年末から毎日フルートを練習するようになった。 試しにインターネットで「フルートの吹き方」と検索をしたところ、驚くほどの情報が出てくる。 まずはフルートのアンブシュア。 検索でトップにでてきた日本人フルート奏者の記事は 「口を結んで、少し微笑むように」 後日、私の数人のフルート奏者の友達からもらったアドバイスは 「ため息をつくように」 ショーロ科のフルートの先生からもらったアドバイスは 「Peと発音するように」 とそれぞれ異なる表現。「微笑む」と「ため息」は正反対… このように、アンブシュアは人それぞれ違ってあたりまえ。 人それぞれ唇や歯並びも違うし、やはりいろいろ試していくしかない。 私もサックスのレッスンをする時、ために混乱させてしまうことになるが、何種類もの表現方法を生徒さんに伝えるようにしている。結局は自分の力で自分に合った方法をみつけるしかない。 運指に関しても、ある程度吹ける様になってくると必ず疑問がでてくる。 私は昨年、サックスを吹く際の指の使い方を変えた。 実は音大時代、当時の先生に「左手の構え方が変だね」と指摘されていたが、具体的にどこが変で、どう直せばよいか指導されなかった。 自分でも何が"変"なのかわからず、そのまま続けてきたが、Frevo*を吹く時にその限界がやってきた。 今回は自分でありとあらゆる方法を試してみた。学校の先生や友達に質問、You tubeで見れる映像、ジャズ、クラシック、ポップス関係なく沢山のサックス奏者の指の使い方を見て比べてみた。 そこで発見したのが、"左手の人差し指をキーにどのように置くか"という事だった。 今まではキーに対して円を描くように人差し指を曲げていたが、曲げずに手首を少し手前にひいて人差し指がなるべくまっすぐになるようにした。 たったこれだけで見違えるように変わった。 たったこれだけ…と思ったが、たったこれだけのことに気づくのにとっても時間がかかった。もう楽器をやめた方がいいじゃないかとすら思うほど。 音大時代に先生が具体的に指導してくれなかったのが悪いのでなく、今まで自分に一番合った方法を自らみつける努力をしなかった自分が悪い。 (Beforeの

パワーアップしたサンパウロのすき家に行ってみた!

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Boa noite! こんばんは サンパウロに"すき家"があるのはご存知ですか? 2014年にサンパウロに着いた頃によくお世話になりました。 駐在日本人だけでなく、ブラジル人からもけっこう人気なんです。 そんなすき家が最近パワーアップしているのでご紹介します! ブラジルにて日本食=おしゃれ?? 日本では、時間的にもお財布的にも手軽で人気な牛丼屋さん。 サンパウロに進出した頃のすき家も、まさにそんな雰囲気でした。 私のブログでレポートしています。 参考:  ブラジルはサンパウロですき家の牛丼が食べられる! お店は小さめで、入ったらすぐにU字型のカウンター、奥にテーブル席がありました。 いたってシンプルな内装と、ブラジル人らしい媚びのない接客。 日本食が恋しい私には充分でした。 あれから2年… 久しぶりにリベルダーデで昼食をすることになり、せっかくなので久しぶりにすき家に行こうと思ったら、店内は以前の数倍の規模に拡大され、内装も青森のねぷたを連想するような和風にガラッと変わっていました。 そしてメニューもお洒落にリニューアル!! 詳しくメニューをみたい方はこちら:  SUKIYA Brasil なんとラーメンまで登場!! ラーメンが密かなブームを呼んでいると噂で聞きましたが、まさかすき家までラーメンを始めるとはびっくりです。 その他にも牛丼・カレーに加えて、焼きそばや牛皿と野菜のプレート、抹茶のデザートなどもメニューに追加されました。一方でブラジル人向けに作られたフェイジョンかけ牛丼などは完全廃止。 牛丼にも"" Gyu-don The Tokyo Bowl"なんて英語の表記が…。 値段もだいぶ上がりました。 牛丼(並) 2014年 R$7.9  → 2017年 R$13 R$1=35円で換算してR$13=455円です。 外食は年々値上がりしていますが、これはバールやランショネッチ(軽食店)に比べると、けっこう大きな値上がりかなぁ。 「日本食はお洒落で高価」というイメージという波にうまく乗ったリニューアルのようです。 店舗も駐在員が多い地区以外にも増えているようですし、私が行った平日13時頃も賑わっていま

ブラジル人女性の"毛"事情

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Boa noite! こんばんは 女性なら誰もが気になる"美容系記事"なのですが、今回は女性だけでなく男性にも知ってほしいブラジル人女性の毛事情です。 ブラジルと言えばブラジリアンワックス? どこかのブログで「ブラジル人女性はブラジリアンワックスでアンダーへアを処理するのは当たり前」なんて読みました。 日本にて"ブラジリアンワックス"という名でしられている、ワックスを塗ってベリッと一気にはがす方法ですが、もちろんブラジルでも出来ますよ!! 専門店もあるようですが、美容サロン(髪のカットやカラー、ネイルサービスのあるところ)で出来ます。 ブラジリアンワックスが人気な理由として、海に行ったときにビキニから…(以下省略)、と想像する人もいるかもしれませんが、ブラジルの地図を見てください! 内陸部には海を見た事ない人も沢山います!! と言っても、内陸部にも湖やプールはありますので、ビキニになる機会はあるでしょう。 ただ最近のブラジルビキニの流行から、Fio dental (紐しかない!みたいなビキニ)を着る人は少ないですし、意外にもブラジリアンワックスを使わない人も多いです。 ただ、日本と比べるとアンダーヘアの処理は決して特別なことではないでしょう。 ビキニになる機会に限らず、長年処理している友達曰く「アンダーヘアがない方がすっきりしていて、清潔」だそうです。男性も処理している人います。 そんな事よりも、私が知ってほしいのはあそこの毛のことです!! あそこの毛を処理しないなんて… 先日、図書館で誰もが振り返るような美人に遭遇しました。 彼女が何の本を借りたのかな~と、興味本意で手元をみようと視線を動かした時に目に入ってきたのは…毛がフッサフサの腕!!! このパターン、今回が初めてではありません。 美人だなぁ~と思う人に限って、男性並みの剛毛の持ち主だったりします。処理は一切していません! 美人に限らず、ブラジル人女性は腕の毛は処理しない人が多いです。 腕の毛を処理するのが当たり前(?)の日本女性であった私からするとかなり衝撃的。 腕毛がそうならスネ毛もそんな感じです。(周りの友達はほぼ100%処理してません。手入れするなら剃るより脱色の方が多いかな。) ちなみワキ毛は処理します。

サンパウロで音楽を楽しむ!SESC編 

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Ola !!! 南米最大の都市であるサンパウロにて、 「音楽を楽しみたい!でもどこに行ったらいいのかわからない…」 と、質問されることが多いので、今日は第一弾として、私も大好きなSESCにて生ライヴを楽しむ方法をご案内したいと思います!

ブラジル料理"マヨネーズ"とは?

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Boa noite! こんばんは ブラジルでは、誰かの誕生日に親族や友達を呼んでシュハスコ(BBQ)パーティーをすることが多いです。(誕生日でなくてもシュハスコはよく開催されます) そこで、必ずと言っても良いほどあるのが"マヨネーズ"です。 私、これが大好きで、シュハスコでお肉よりも食べている気がします。 で…マヨネーズって、あのキューピーマヨネーズとかの調味料?? いいえ、違います!! では、いったい何のことでしょう??

サンパウロにて音楽家として活動する

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Boa noite! こんばんは 先日、久しぶりにサンパウロ市へ行きました。 タトゥイに引っ越す前にリベルダーデに通算半年間住んでいたので、お世話になった友人達やよく使っていたメトロや風景に懐かしさを感じます。 金曜日の昼と夜に、友人らと会うことができました。 久しぶりに日本語を話したのでノンストップ!笑  いろんな話題で充実した時間を過ごしたのですが、友人らは音楽好きが多く、今回は沢山"サンパウロの音楽シーン"について話をしました。 いくつかここで紹介したいと思います^^ ジャンルにこだわらず演奏しよう これはブラジルに来て強く実感していることの一つです。 まぁ、拘っていたら生きていけないというのもあるかもしれませんが^^; 例えば、私が最初に習ったショーロの先生はサンパウロのとある市立オーケストラのクラリネット奏者です。 「なんだ。クラシック系の人じゃん!」なんていう人はいません。 ショーロは大衆的な音楽であり、普段クラシックを吹いている人が吹くのは邪道だ!なんて、誰も思いません。 私が通う音楽学校も、近年はクラシック科とポピュラー科が別れつつあるそうですが、どちらも好きという人が沢山いますし、実際に両科で教鞭をとる先生もいます。 ポピュラー科のトランペット講師でFunk como le gustaのメンバーであるCambeは学校のオーケストラの1stトランペット奏者でもあります。 学生でもクラシックを勉強しながら夜はポップスバンドで働いている人も沢山います。 私もブラジルにきた時は「ブラジル音楽しかやりたくない!」なんて思っていましたが、ジャズ、ポップス、演歌、クラシックからペルーやウルグアイの中南米音楽まで、今ではなんでも演奏するようになりました。もちろん、どの音楽にも敬意を持って。 ジャンルに拘りすぎるのは損だということを、周りが気づかせてくれたのです。 ※上記写真はリベルダーデで開催された紅白歌合戦のステージより。凄い沢山のお客さんでしょう??ちゃんと審査員席もあるんですよ!演奏できて楽しかった!! 学歴よりも実力、実力よりも人間力!! 日本で音楽活動している時、「どこの音大出身ですか?」とか、「あぁ、クラシック吹きだったんですね~」なんて、初対面の人に聞かれることが多かった気がします

そういえばAirbnbで宿泊経験しました!

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Boa noite! こんばんは 先日、友人カップルの新居訪問に行った際に 「この部屋はAirbnbで貸そうと思ってるんだ~。」 なんて言われて、そういえば2年前にAirbnbを利用して宿泊体験したことがあることを思い出したのでレポートしたいと思います^^

興味を持とう、"女性の人権"

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Boa noite! こんばんは 先日、アルゼンチンの首都ブエノスアイレスで「トップレスで日光浴する権利」を求めてデモが行われたというニュースを見ました。 参考: 「トップレスで日光浴する権利を」 半裸の女性らがデモ これについて、デモに参加したいか・したくないかという選択を迫られたら「したくない」です。単純に、トップレスになりたいという気持ちがないからです^^; 実際にこの権利が認められ、世界中どこのビーチでも女性がトップレスで日光浴できるようになるのは何世代も先ではないかと思います。世の中の認識が変わるには時間がかかるでしょう。 ただ、このデモに興味を持たなければいけないというのは事実だと思います。 "女性の人権"って? ブラジルは私が思っていた以上に男性優位主義が強い国だそうです。 先日、古いサンバを聴いていたら、女性を軽視するような歌詞をいくつか聴きました。また、ファンキ(バイリの方)ではかなり酷い歌詞を聴くこともあります。(←これにはさすがに腹が立つ!!後日紹介したいと思います。) 「男性優位主義が強い国 だそうです 」と書いたのは、私は今の生活の中で「男性優位主義だな…」と実感したことがないから。 友人のお父さんが、奥さんのために朝ごはんを用意しているのを見ました。お父さんだけでなく、おじいちゃんもです。 これ、母親が専業主婦の家庭で育った私からすると、少し違和感があったんです。 でも、この違和感というのは、私の頭の中に"家事は女性がするもの"という概念があるからなんですよね。 ブラジル音楽業界と女性 日本にいた頃、"女性音楽家限定"という仕事をいくつかしました。 他の仕事よりもお給料が良かったのですが、「衣装はドレス・もしくはスカートスタイルでお願いします」と頼まれました。 当時は気にならなかったのですが、なぜ"男性音楽家はダメ" "パンツスタイルはダメ"なんでしょう??今となっては謎。 音楽に見た目の色気は必要なんでしょうか?(演奏の色気は必要と思いますが) 一方で、ブラジルの音楽学校の女友達は「女性が音楽業界で生きていくのは厳しいよね!」なんて言ったりしています。 なぜ厳しいのかドラマーの女友達に聞いて

初路上ライヴ!反応は?そしていくら稼げたのか?

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Boa noite! こんばんは 私はブラジルの経済状態が悪化していく時期に来てしまったようで、"食品の値上がり"や"政府機関や企業の経費削減"など、生活の中で実感してきました。インターネットによる情報では2017年から上向きになる見通しなのですが…(そう願いたい)。 音楽家もなかなか厳しい時期で、みんなありとあらゆる手段を使って生きています。 私も、貰っていた奨学金のオーディションが開催されず、金欠で困っています。。泣 そんな時思いついたのが、路上ライヴ。 ということで昨日、初めて路上ライヴデビューをしてきました! 場所取り合戦?? 日本もそうですが、路上ライヴはどこでしてもOK!という訳にはいきません。 限られている場所を沢山の人が狙っています。今回お邪魔したのはタトゥイの中では規模の大きいスーパーマーケットの入り口。 実は火曜日にライヴをしようとしたのですが、既にショーロ弾きのおじさんが演奏していたので諦めて撤退。 次の日は早めに行ってみたら、懸賞キャンペーンが開催されている…。 ここは思い切って交渉してみたところ、キャンペーンは18時に終わるとのことで、演奏させてもらえることになりました。良かった~。 どんな曲を演奏したのか? これ、大切です。 特に好きなのはショーロなのですが、演奏する場所がスーパーということもあり、30代後半から60代の方に"親しみのある曲"を中心に演奏しました。 どんな曲が喜ばれるかというと… ・カルトーラやアリ バホーゾ等のサンバ ・ジョビンのボサノヴァ ・トッキーニョやジャヴァン等のMPB ・チン マイアやルル サントス等の思わず皆が口ずさんでしまう系ポップス ・ノヴェーラで使われる曲 上3つの項目は日本でも演奏する人が多いと思いますが、ノヴェーラって何?? ノヴェーラはテレビドラマのことです。ドラマで使われる曲は、長い間テレビで放送されるので有名です。 通り過ぎる人の反応、そして気になる結果は? 初めての路上ライヴ… 場所取りが終わるまで少しそわそわしていました。 今回の目的は、組んで間もないデュオでの演奏経験を積むこと、名刺を置いて名前をしってもらうこと、そして少しでも稼ぐこと。 アドリブは1コーラス程度にし、

おもしろいブラジル人の愛称

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Bom dia! おはようございます 前回のブログで“ブラジル人の愛称”が面白いと書きました。 たまたま見つけた上記の写真、タトゥイで行われたセッションの様子なのですが、ここにいる全員が名前(例:私の場合"あいか")で呼ばれていない!! 左から、アレマォン(訳:ドイツ人)、ファビーニョ(ファビオの縮小辞)、バーニャ(訳:脂 どうやら昔ガリガリで皮肉をこめてつけられたものが定着したそう笑)、ブルニーニョ(ブルーノの縮小辞) なかなか興味深いでしょう?? 詳しく紹介してみたいと思います^^ 名前を使った愛称はキャラ次第?? 名前で呼ぶ場合、省略形や縮小辞と拡大辞を使うことがあります。 一例 ●名前の一部をとるタイプの呼び方  Guilherme ギリェルミ → Gui ギー  Gustavo グスターヴォ → Gu グー もしくはGuga グガ  Luciana ルシアーナ → Lu ルー  Julia ジュリア → Ju ジュー  ※シコ・ブアルキのシコはサンフランシスコという名前の愛称です ●縮小辞と拡大辞を使った呼び方  Fabio ファビオ → 拡大辞/Fabião ファビアォン、縮小辞/Fabinho ファビーニョ  Neusa ネウザ → 縮小辞/Neusinha ネウズィーニャ  ※女性の名前に拡大辞を付けることは殆どありません。からかう時ぐらい??笑 縮小辞と拡大辞については、カラダの大きさで決まるのかと思いきや、その人の雰囲気(キャラクター)で自然と付くことが多いようです。 ブラジルでは当たり前!名詞・形容詞呼び! 私が個人的にポルトガル語で好きな部分がこれ。ブラジルにいると当たり前に使うのですが、日本では使わないので訳するのがちょっと難しい…。 いくつかシーン別で紹介してみたいと思います。 ●名前を知らない相手の呼び方 道で「あの…すみません」と知らない人に話かけるシチュエーション。 ブラジルでは「Moça! 」など代名詞を使って話かける事があります。 男性 → Moço 女性 → Moça ●彼氏・彼女、夫婦同士の呼び方 意外なのがこれ。 ブラジルでは苗字を使って呼ぶことは少なく、殆どの場合、初めから名前の呼び捨てです。仲良くなるにつれて名前の呼び方

ブラジルお家あるある〜ベッド編〜

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Boa noite! こんばんは ブラジルに住むことになり、“ブラジルの家”を知ることになるのですが、意外と大変だったのが寝具を買うこと!笑 リベルダーデの短期滞在ホステルからタトゥイへ引っ越す時に、私の本格的なブラジル暮らしはスタートしました。 (写真: やっと寝具を購入できて満面の笑みの私と友人 2014年10月) ポルトガル語表記が全くわからない … 引っ越す前に寝具を買おうと 1 人でセントロへ向かったものの、表記が全くわからない!! てっきり、シングルとかダブルと英語で書いてあるかと思いきや、ここはブラジル。。 もちろんポルトガル語表記です。(日本がいかに英語表記好きなのか実感 … )   結局何も買えずに帰りました。 友人たちに手伝ってもらって再度セントロへ。寝具やタオルなどが揃うチェーン店 PERNAMBUCANAS へ。( ← ここは良心的なお値段) 日系人の友人が訳してくれてやっとこ寝具が買えました~! 毛布は何故かセミダブルサイズが半額だったのでそちらを購入。笑 参考までに寝具関連のポルトガル語 ベッド Cama  マットレス Colchão  シングル Solteiro  ダブル(セミダブル) Casal  シーツ Roupa de cama  枕 Travesseiro 毛布 Cobertor  タトゥイに引越しし、相部屋の女の子が余ってるベッドを組み立てておいてくれました。 問題はマットレスがない … 。。 どうやら倉庫にボロボロのマットレスがあるそうなのでそれを臨時で使うことに。それが、本当に薄っぺらいんですよ。その後、マットレス探しも苦戦し、 3 ヶ月ほどその薄っぺらいマットレスの下に何枚もダンボールを敷いて使っていました。 新しいマットレスを手に入れてから、起きてから身体が痛くならない!と感激。。 寝具って大事ですね( T_T ) ブラジルのベッド事情 ご存知の通り、靴を脱ぐ習慣がないので、ベッドを使います。 私の周りに学生たちはベッド買えなくて床にマットレス敷いて寝てる人もいますが … 。私が驚いたことは、夫婦は同じベッドで一緒に寝るのが当たり前のようです。イビキかくパートナーを持ったら大変ですね。。

明けました、2017

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Feliz Ano Novo!!! 明けましておめでとうございます!! 2017年の幕開けは、タトゥイの友人宅で、ショーロを演奏して、手料理やブラジルでは珍しい梅酒をいただき、まったり過ごしました。