【実録レポート】リオのカーニヴァル1日目

サンパウロのカーニヴァル1日目を観てから、寝ずにそのままリオへ。
Azulの飛行機で向かいます~!
さすがにこの時期は満席です
飛行機は1時間もしないでリオに到着。
空港へ行く手間とチェックインを考えると、個人的にはリオ~サンパウロ間はバスが好きです。

そして憧れのサプカイに到着!!!!
いよいよやってきました。リオのカーニヴァル会場サンボドロモ!!
1日目はSetor3という、地元民が殆どであろう席へ。
私はリオのサンボドロモ初体験だったので、全く事情がわからなかったのですが、この席の最前列はなかなか良いスポットだそうで、ここで観る為に何時間も並ぶそう!
せっかくなので門が開く2時間半前から並んだのですが、炎天下で日陰もなく、なかなか過酷でした。笑 でも並んだ甲斐があり最前列を無事にゲット。
地元民にかこまれて盛り上がれるSetor3
この席が実はなかなか厄介(?)な席で、隣に熱狂的なマンゲイラ(伝統ある人気チーム)ファンがいたり、大きな地元コミュニティーだったり、平気で人の前に割り込んでくるし、大騒ぎ!!
最初はちょっと迷惑だなぁーと思っていましたが、最終的に仲良くなりました。こういうときは仲良くなるに限ります。笑

カーニヴァルにドラマはつきもの!

カーニヴァルの開始は21時30分。なんだか雲行きが怪しい・・・。でも不思議なことにサンボドロモを避けるようにして黒い雲が通り過ぎます。このまま過ぎてほしいと誰もが思っていましたが、残念ながら雷がゴロゴロ鳴り始めました。その10分後にはもう大粒の雨。パッサレラ(パレードの花道)は一気に水浸しになってしまいました。屋根のない席の観客は雨合羽を着てしのぐしかないのですが、何時間も大雨に打たれ、かなり辛い。雨合羽は会場内でR$10(外ではR$5)なので、買えない人、買わない人も多かったです。

大雨の影響で少しスタートが押しましたが、パレードに中止はありません。
昨年、Grupo de Acessoで優勝しEspecialに這い上がったViradouroがスタートします。
この辺りは雨が強すぎて写真が全く撮れませんでした。(記憶もあまりない。。) 
次にMangueiraの登場です。今回のテーマはブラジルの女性。最初の山車からもちろんピンクと緑のマンゲイラカラー。そして、セグンダがないバテリア。伝統あるMangueiraのパレードを生で見れたのは嬉しかったです。自由の森学園出身のさあやちゃんもアーラ・ジ・パシスタという選ばれるのに難しいパートで出場していました。この時も雨が酷く、ダンサーさんの羽は針金状態。。
次のMocidadeは「世界が終わる最後の日、何をする?」というテーマで、山車に施された工夫が面白かったです。最後の日にしたい事として、買い物とかジム通いに続いて、男女、同性同士、もしくは3人が抱きあうベッドの山車がでてきた時は会場大盛り上がり!笑 どうやら今回から有名なカルナヴァレスコ(カーニヴァルの監督)が移籍してきたようです。
Vilaの最初の山車

次は我らが日本代表サンビスタである宮澤摩周さんが所属するVila Isabelの登場です。なんと、Vilaがスタートする前にピタっと雨が止みました。なんだか奇跡。
隣の大騒ぎする団体さんも、友達が出てるんだと言うと、撮影しやすいように広くスペースをあけてくれました。正直、摩周さんを探すことができなかったので、写真をとりまくって「摩周をさがせ」状態の写真ばかりだったのですが、途中から写真はやめ、バテリアに耳を傾け楽しむことに。
Vila Isabel Chegou!!

バテリアの前で踊るのが、ハイーニャ・ダ・バテリア(バテリアの女王)です。
Vilaのハイーニャはサブリナ・サトウという有名な日系人タレントが勤めました。
彼女の衣装は今までに見たことのないようなもので、プロからすると踊りはあまり上手くないそうですが、スタイルの良さとアピール力で目立っていました。全体的に黒の衣装が多いには驚きました。
最後の山車にはサンバ歌手のMartinho da Vilaも登場。Vilaのチームカラーである水色のスーツを身にまとい、指揮棒をもって微笑んでいました。

そして次にSalgueiroの登場です。テーマはミナス・ジェライス。
ミナスは18世紀に金が発見された地で、ブラジルの歴史上で重要な土地であります。そして料理が美味しいことでも有名で、Salgueiroのバテリアはコックさんの衣装でした。個人的にはバテリアの衣装はシンプルなものが好きなので、一番よかったかな。Mocidadeなんて、電球を身にまとってましたからね。笑
Salgueiroでは工藤めぐみちゃんも出演していました。彼女は外側で、動きも表情も大きく目立つので、すぐに見つけられましたよ!

ここまできてもう電池切れ。。最後のGrande Rioを見ずに帰ることに。
暑さと雨と地元民との盛り上がりで疲れはピークにきていたのです。あとから「Grande Rioよかったよ~」という話も聞きましたが、残るという選択肢はないぐらい疲れていました。笑
ずっと雨が降らない日が続いていたのに、「なぜ今日降るのかなぁ~。」なんてみんなブツブツ言っていましたが、この時期は雨季だから仕方ないのです。だからといってカーニヴァルの日にちはずらす事ができません。(カーニヴァルの起源をしっていればわかることです)
これも含めてカーニヴァルなのです。

2日目に続く。

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